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中村うさぎが名誉毀損で告訴?告訴してきた相手は? [芸能]

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作家でエッセイストの中村うさぎさん。


実は中村さん、

中村さんが出版した本を巡り、裁判沙汰になっていたらしいです。


★告訴内容は?

告訴の内容は名誉毀損。

中村さんが出版した「狂人失格」という本のモデルとなっている女性が
中村さんと出版元に慰謝料1000万円の損害賠償を求めました。

中村さんの「狂人失格」内の表現にて、このモデルの女性のことを

「電波女」「狂っている」

と表現したことに対して名誉毀損とし、告訴してきたとのこと。



★モデルの女性とは?

モデルの女性とは

ネット上に個人で文章を公開している「渚 水帆」(なきさ みず)という小説家志望の女性。
その女性が、とんでもない常識から考えると、到底、理解に難しい存在な女性なのだそう。

知る人ぞ知る秘境みたいな感じでしょうか。

ネット上でも、そのモデルの女性は下記のように表現されていたりする。


ミーハーで自己顕示欲が強くてナルシズムをさらす薄気味悪い狂人として、ネットで有名。

この脳天気さはなんだろうと思い、
 そんな彼女に必死で攻撃なコメントを書き続ける人たちに、どうしちゃったの?という気持ち


その異様な自己顕示欲、ナルシズム、はたまた幻聴が聞こえるなど、その様子を
自身のHPで公開している作家志望の女性だ。
自身が阪大(大阪大学)のマドンナであっただとか、自身のHPにナルシズムな写真をアップしたりする。

自身のHPのコメント欄にも罵詈雑言の書き込みが列挙するなどの盛況ぶり。

そんな女性。



★中村うさぎとの出会い

2003年頃、中村さんはインターネットで彼女のHPを発見する。

その時に、自分のなかでの常識から逸脱している渚 水帆の存在に惹かれるようになる。

好奇心や興味を引く存在であったらしい。
そして自分にはないその彼女のポテンシャル。

単純に、ネットで彼女を知った直前は、中村さん自身は興味でいっぱいだったのでしょう。

その後、中村さん自身から、渚 水帆と接触を試み、
共著での出版を持ちかけ、出版社に提出するも出版は破談となり、話は終わってしまった。

中村さんは、2007年頃から太田出版の雑誌の連載コラムに
渚 水帆をモデルとしたコラムを掲載し始めます。

その後、そのコラムをまとめた単行本、「狂人失格」を出版した。



★事件発生

その後、渚 水帆は「狂人失格」を読み、この本の人物が自分と同一人物だと
ネットで宣伝を始めるも、始めているうちに、本書内の表現にて、
名誉を傷つけられたとして、名誉毀損で訴えました。



★裁判

裁判は大阪地裁、堺支部で行われ、
裁判長は女性側の言い分を認め、
中村うさぎと出版元に100万円の損害賠償を支払うように命じました。




この本書は中村うさぎ自身がこの女性と自分を比べることにより、
自己分析や、この女性の分析を進めていく本なのだそう。

なかには中村うさぎの自己分析の程度が強すぎて引いたなどのレビューもあった。

なんだかどっちもどっちという感じがとてもするのは私だけでしょうか。


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